びっくりした話(注意喚起?)

こんにちは。


今日はいつものブログと毛色が違う内容です。

ファイブエスの営業に関するお知らせとか、近況とか全然ないので珍しいパターンです(笑)


そういったお知らせが無い限りなかなか筆不精?で更新しない当ブログですが・・


今日はびっくりした話があったので書こうかなと。


割とむなくそ悪い内容なので、むなくそ悪い話が苦手なひとはスルーしてください。


まず突然ですが、私は脱サラでファイブエスを始めています。


元々は車やお客様に直接かかわる業界、お店で働く仕事でしたが、車業界で転職していく中で車とは間接的になっていき、最後は某自動車メーカーの購買をやっていたのは、カーセンサーなどの代表プロフィールに記載の通り。


主にビルの中で仕事して、出かける先もビル、パワポやエクセルをいじくり倒し、サプライヤーからの値上げ要求を突っぱね、偉そうにコンペを開催するだけになっていた(いやそんなこともないけどざっくりそんな感じ)

そんなサラリーマン時代の後半に、自分の得意分野を生かした車屋をやりたいと、勉強用に自分の46を大量に買い込む等に協力してくれたり、オークション入会にお力添えいただいたり、いろんな面で大変お世話になった方がいます。


というか、現在進行形でお世話になっております。


いわば、車屋の大先輩、と言える方ですね。


そんな大先輩、車屋戦国時代、走り屋戦国時代を生き抜き(私が勝手に戦国時代と言っていますが、主に90年代までを指しています。いろいろスゴイ時代なので私は勝手にこうネーミングしています)


毎日ドリ車が一台売れたような時代の全盛期のドリ車屋さんや、芸能人が顧客に含まれるような高額外車買取、輸出などいろんなことをされていましたが、現在は旧車と働く車のお店を経営されております。


いろんな悪を見てきたり現在までに車業界で相当な思いをしてきていると思うのですが、この人柄だから生き抜いてこれたんだろうな、と思うようなスゴい人格者の方です。


少なくとも、私はそう思っています。


前置きが長くなりましたがそんな先輩に災難がおきまして。。


全部詳細を書くとアレなので要点だけまとめると


先輩がお客様に販売した働く車。販売時1万キロちょっと。

現在2万kmくらい?


当然、走行距離管理システムでしっかりと裏付けされたワンオーナーの実走行車でした。


お客様がその車両必要なくなり、某超大手買取店に査定に持っていったら・・


そこの従業員にこの車は12万kmの車をメーター戻している、と言われたんだそうです。

要は10万kmくらいメーター戻している、と。


10万kmも巻いてると言ってくるとか、なかなか凄い!

もはやこの時点で笑える話ではあるのですが、お客様は、つまり買ったところに騙されたんだな!となりますよね。


いや、それもどうかなとは思うのですが。。。。


某超大手の従業員が言う事の方を信じるのかと・・

うーん、大手だからなのかなあ。大手すごいな、大手すごい。(語彙力なし)


当然先輩は、そのお客様からのクレーム電話を受けることになるわけです。

あの車、巻いてたんですか!みたいな(笑)


当然巻いてないので、経緯を聞いたら上記の通りだったと。


濡れ衣を着させられてしまったものの、仕入時のオートオークションの明細などもしっかりありますし、他にも先輩には切れるカードがあります。

(悪いことしていない事を証明する材料がある)


なので某超大手のその店舗に行き、巻いていると言い放った当の本人に紳士的にお話しされたそうです。


なんでこんなこと言うんですかと・・

濡れ衣着せられて大迷惑ですよと。。


すると、オイル交換のシール(手書きのやつ。桁を書き間違えているもの)を見つけたとか、内装が汚いとかで判断して、巻いていると思ったのでお客様に言ったのだそうです。


走行距離管理システムは時間がなくて特に照会していない、だそうです。


仕入時の明細やこちらの切れるカードを見せたら、あっさりとごめんなさい、と言ったそうです。



いや、もうどこから突っ込んでいいかわからないです。


その買取店にお客様が持ってくるお車は、みなそのお客様がどこかで買ってきた車です。


ヤフオクやメルカリで買ったなら御気の毒様で済みますが。。

まだまだ、車屋から買った車の方が多いと思います。


そんなお客様の持ってきた車をつかまえて


距離巻いてるよ

とか

事故やってるよ


とか軽はずみに言って良い職業じゃないはずです。


今回のようなことになりますよね。何がブログタイトルのびっくりかって、

それがわからないやつが働いてるってことです。。


もっと言うと、これ新車で買ったんだけどってなったらどうなるんでしょう。

いや、新車ワンオーナーかは最初に聞いて、その場合はふっかけないのかな。


プロってなんなんでしょう。

少なくともこの某超大手従業員、プロじゃないですよね。


でも超大手。言うことを信じちゃう人もいる。大手すごい()


理由つけて安く買い取りたいのはしょうがない。そういう仕事なのかもね。


でも距離と事故だけは、イチャモンつけると痛い目にあうなんて、わかるでしょう。

超大手なのにそういうのはやめときなさい、の教育は無いみたいです。


いち従業員の判断で、口がすべってそんなこと言っちゃってOKな教育なんですね。

巡り巡って自分にくるのにね。


求人広告内容にひかれて入社した、まるで車の知識のない、研修で教わったこと以外事故車の見分けもわからない、査定額は本部で出す、車を査定しているフリのひとだったとしても、一般のお客様にとっては大手の従業員が言うこと、です。

カンバンに自分で傷つけてますよ。


いやその某大手にもちゃんとしたひともいるのだとは思いますが。

(と、一応フォローしておかないと変な方向からガタガタ言われそうなので)


ちなみに先輩は戦国時代を生き抜いたパワー?を見せつけることなく、疑いがはれたので良しとして先輩とそのお客様への口頭謝罪のみを受け入れて穏便に済ませたそうです。

私ならこんなに紳士に対応できるか自信ありません。


ちなみに。


似たような経験、ファイブエスでもあります。


某スポーツ系の車種を販売後、売ろうと思ってこれまた大手のスポーツ系車種専門店にもっていったらリア修復だと言われた、って話。


言わなくてもわかると思いますが、その車、修復なしです(笑)


私の場合はその販売相手が知り合いだったこともあり、特にもめたりはなかったのですが気分はめちゃくちゃ悪かったですね。。

ちなみにその知り合いは買いたたく為にそんなことを言っているその店の言い値でポンと車を置いてきて(売ってきて)しまったんですが(笑)


大渕君から買ったあの車、リア修復だったらしいよ

当たってたんじゃーん


と言われたときは、知り合いとはいえハラワタ煮えくりかえりましたね(笑)

あたってねーよタコ!と。

そんな店の言う事信じるのかよと。。

まあそんな人とは真の友達になれないですね。知り合いどまりかなあ。


まあ、もう売ってきちゃってたのでムキになって証拠資料突き付けたりしてないので、いやいやそんなことないよ、とは言っておいたけど、いまだに半信半疑かもしれませんね。

知らんけど。


ちなみに別の大手買取チェーンですが、左のヘッドライトだけ猛烈に磨いて、試しに持っていったら左フロント事故やってますね、って言われたこともあります。


いや、おまえも意地悪いことすんなよって話なんですけど、私も当時猛烈に若かったのでむこうさんの実力が知りたかったもんで・・

なんで左フロント事故だと思うんですか、と聞いたらライトの事を言ってました。

うん。そうかそうか。


まあ安く買える理由にするための材料を探さざるを得ないんでしょうけど。


あなたの軽はずみな発言の先には、本物のプロがいてブーメランくるかもということになぜ気づかないのか。

某動画サイトとかと一緒ですよね。


発信力があってフォロワーが多かったり人気者だと、こちらからするとすんげー変なこと言ってても、それっぽければこの人すごい、ってなる。


変なエンジン作って大人気、へんな見解語って大人気、みたいなね。

自動車メーカーのエンジン技術者とか見てるかもしれないのに恥ずかしくないのかな。。


例えばBMWのマフラーが中間も二本になってる理由は〇〇だからだ!みたいな動画見て、斜め上の持論を思いっきり語ってるひとを見た時は驚きましたね。。


だから某動画サイトにお店として動画投稿とかする気にはイマイチなれないんですよね。

宗教化してファン増やす方向にはもってこいのツールなんだろうとは思ってますが、あの場はたまにサーキット走行動画とか、マフラー音の動画とかくらいでいいでしょう、と。


話それちゃった。。


長くなりましたが、どんな業界にもプロと、プロの皮をかぶったなにか、みたいなのがいるってことです。


今回の件、ユーザーさんに対する注意喚起もそうなんですが、我々車屋もいつ、先輩のようにこんな低レベルなイチャモンでめんどくさいことに時間使うはめになるかわからないので(笑)


こういうこともある、ということをせめて中古車ユーザーの皆様で今日このブログをご覧いただいた方だけでも知っていただければ、と思い、書きました。


これに近いケース、今日もどこかで何件も起きて被害者になってる車屋やユーザーがいるのかなと思うとゾッとしますね。。。


一応、当店は大手じゃないですが、私はJAAI(日本自動車査定協会)の認定査定士の資格を維持しております。名刺にも査定士番号入れていたりして。


この資格があるからどうってもんでもないですけど、私の言う事に少しでも安心感や説得力を足してくれるのであれば、更新の研修も苦になりません。


いやー今回はほんと、びっくりです。びっくり。


以上!


Five Es Autocars Official Website

神奈川県茅ケ崎市にあるBMW中心の自動車販売店「ファイブエスオートカーズ」 オフィシャルサイト。 ブログを中心にお知らせなどを掲載していきます。

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